嶋本秀朗ブログ

公徳心

先日、たまたま乗った地下鉄で、、。

その地下鉄は、さほど混んではいませんでした。

座席は満杯でも、立っている乗客はチラホラ。。

自分が乗り込んだ時に、真っ先に目にはいったのは、中学生。

ちょうど運転席の後ろにあたるスペースのあるところに彼はいました。
多分、中学2年生ぐらいかな~。

オシャレなブレザースタイルの制服の似合うスリムな中学生。

でも、

でも、

居かたに問題がありました。

べったりと車両の床に座っていたんです。

いわゆるジベターズって雰囲気で。

でも、

でも、

今までになくビックリしたのは、、座り方でした。

体育座り、でもなく、あぐら、でもなく、、

両足を投げ出した、長座なんです。

ピノキオの人形のように、、

地下鉄は君のリビングかいっ!!
ってツッコミをいれたくなる程にくつろいだ感じで。。

他の乗客も驚いてみていました。

ここまで来たか、、ジベターズ。。
言葉も出ません。あきれました。

注意しようと思い、なんと言うべきか考えました。

「ここは公共の乗り物だからやめなさい」
・・・・・非常に混んでいるワケでなく・・
「別に、迷惑かけてないじゃん。。」ときりかえされるか、、。

「若い学生が、、みっともない」
・・・・・はたして「みっともない」の感覚が彼にあるのか、、
あれば、そんなことはしないだろう、、。

としばし考えていた時。

すぐ近くに座っていた、75歳くらいの矍鑠(かくしゃく)とした背筋の伸びた老紳士が、

スックと立ち上がり、中学生の傍に寄っていきました。

(怒鳴るのかな・・・)ともフト思った時。

その老紳士は凛とした深い声で言いました。

『君、そんなに疲れているのなら、ここに座りなさい』  と。


中学生は、ゆっくりと立ち上がり、、ボソっと『だいじょぶです。。』

そのあと、老紳士は何も語らず、地下鉄を降りるまで、少年の近くで立ち続けました。
少年も立ち続けていました。

今後、少年がジベターズに戻るか否か、、予測不可能ですが、

老紳士の姿は、彼の心にずっと残るでしょう。

公徳心、、、

日本の美徳の一つとして、なんとか残って欲しいものです。

そして、老紳士の教え方に脱帽でした。






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◇出演情報◇

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銀座シャンソン・フェスティバル(振付)
2016.9.24(sat)
銀座ブロッサム中央会館
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ライヴ
2016.10.6(thu)
シャンパーニュ(新宿)
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佐竹律香リサイタル
(ステージング担当)
2016.10.7(fri)
さくらホール
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嶋本プロデュース・ライヴ
2016.10.8(sat)
蛙たち(銀座)
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軽井沢シャンソンコンサート
2016.10.11(tue)
軽井沢大賀ホール
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劉玉瑛コンサート
(ステージング担当)
2016.11.8(tue)
内幸町ホール
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ボジョレー・ヌーボーをシャンソンと共に
2016.11.21(mon)
浅草ビューホテル
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白木ゆう子コンサート
(ステージング担当)
2016.11.26(sat)
内幸町ホール
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ジュ・トゥ・ヴ 番外編
2016.12.3(sat)
蛙たち(銀座)
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ライヴ(ゲスト出演)
2016.12.14(wed)
シャンパーニュ(新宿)
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